現代人は糖質制限で健康になる
人間ドックで糖尿病予備軍と言われ・・・
私は、30代、40代の時仕事が忙しく不規則な生活をしていました。そんな中、人間ドックで検査を受け、糖尿病予備軍であるといわれました。その時の数値は、HbA1c の値が6.8%だったと記憶しています。びっくりした私は、職場の仲間に相談したら、結構、 糖尿病予備軍 の方は多いことがわかりました。当時の私は、確かに仕事は忙しく運動不足でしたが、食事については、特別に大食・偏食しているわけでもなく、極めて普通の食生活を送っているつもりでした。糖尿病について、インターネットで調べたら、糖尿病の5~6人に1人が罹患している国民病であることがわかりました。
糖尿病は、厚生労働省の「令和元年 国民健康・栄養調査」によれば、疾患が疑われる人を含めると、日本人の5~6人に1人が罹患(りかん)している、いわゆる国民病です。
東洋経済オンライン
でもなぜ、現代人は、なんでそんなに糖尿病になりやすいの?
そもそも糖尿病って何?
そもそも糖尿病ってなに?
上記の図は、おむすびを食べたとき(糖質摂取)、血液中の血糖値が上昇し、それを検出したインスリンホルモンが、自動車に例えるとブレーキの役割を果たし、血液中の血糖値を下降させ、血液中の血糖値を一定に保ちます。これが本来の正常なメカニズムです。
では、糖尿病はどうなっているのでしょうか?現在人は、お米、パン、ラーメンなど頻繁に糖質を摂取します。そのつど、あまりにも頻繁にブレーキを踏まれ、年齢とともに徐々にブレーキが壊れてしまい(インスリンが分泌しなくなる)、最後は血糖値が下がらない状態になる。これが、いわゆる糖尿病なのです。
でも、お米は日本人は昔から食べてますよね。急に、国民病になるのおかしくないですか?
確かに、江戸時代から日本人はお米を食べていましたが、当時は、電車、自動車もなく、運動量が非常に多かったので、糖質をエネルギーに変え消化したと考えられます。しかし、現在人は、お米、パン、ラーメンなど昔より多くの糖質を摂取し、交通機関が充実しており運動不足になりがちで、昔よりインスリンを分泌する機会が増え、糖尿病になりやすい社会環境であるといえるのです。
糖質を制限すれば、糖尿病は改善する
糖尿病のメカニズムが理解できたので、糖尿病の直接的な原因である糖質を制限したら、糖尿病予備軍は改善するのではないか?と思い、私の「糖質制限の旅」が始まりました。結果なら言えば、「糖質制限」は、 HbA1c の値 を正常に戻してくれたのはもちろん、その他多くのメリットがありました。次回は、それについて説明します。
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